長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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<   2005年 05月 ( 12 )   > この月の画像一覧

靖国を考える

あれこれニュースになっている。整理と雑感をちょっとだけ。

◆首相の靖国参拝に反対する人の意見
・首相の公式参拝は国の宗教活動を禁じる憲法違反。
・A級戦犯を首相が崇めるのは他国の支持を得にくい。これでは常任理事国になれない。
・首相は私人であり公人。「内閣総理大臣」と署名までしておいて私人はないだろう。
・軍国主義の象徴。

◆首相の靖国参拝に賛成する人の意見
・国のために進んで命を捧げた戦没者を悲しみ追悼するのは当然のことである。
・東京裁判は勝者の論理。なぜ他国の言いなりにならねばならないのか。
・靖国が違憲なら伊勢参りも初詣も違憲なのか。天皇制や神道と宗教は同列に語れない。
・不戦の誓いの象徴。

昨年年頭の記者会見で、元日の靖国神社参拝に対し中国や韓国が反発していることについて小泉首相は、「戦没者に対する考え方、神社の参拝には日本独自の文化があり、外国にはないかもしれない。こういう点については率直に理解を求めていく。」と語っている。8月の経済界との会合では、「私の政治信条だから、断固として変えない。」日中首脳会談ができる雰囲気にしてほしい、との問いに対し、「靖国とは全然関係ない。私は日中友好論者。向こうも分かっている」とも言っていた。が、その後は事態が思うように進んだのか、進まなかったのか、いずれにしろ歯切れが悪くなった。「ノーコメントではなく、申し上げることがない」、「適切に判断する」といった類の発言で煙に巻いている。(引用:大西先生の小泉語録

賛否の二分法はそのままその人の右左を反映するのだろうか。最近の首相コメントとは裏腹に、首相自身を含めそれぞれの立場は鮮明な印象があり、水と油のように混じりあわずに落ち着いてしまっているように思える。いや、落ち着くというよりネットなどに渦巻く気配はひどく刹那的というか先鋭化しているような気がしてならない。思想というより条件反射というのか。小中学校ではどんな風に教えているのだろう。

ニュースをショーとして見てしまう私のような下衆の感覚としては、実は意外性のある役者の登場を待っているだけかも知れない。たとえば、公式参拝に断固賛成する共産党員や敬虔なクリスチャンや中国人サポーターとか、逆に首相の公式参拝に反対する遺族会の人や護国神社の神主やアメリカの政府高官とか・・・。
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by phasegawa | 2005-05-31 10:26 | issue

まだ終わらないブログ

総務省は、今年の3月末時点のアクティブブログ利用者は約95万人、SNS参加者は約80万人、これが2年後にはそれぞれ約296万人、約751万人に達すると予測している。
私の場合、なんか流行っているみたいだからという理由で昨年10月にmixiに入り、すぐにブログも始めてみたのだが、この書き込みで102件目になる。半年以上やっているのにコメントもTBもほとんどつかず、ブログ的には寂しい限りなのだが、なぜ続けているのか自分でもよくわからない。ちょっと前の新聞に、最近のブログブームをひそかに支えている、実は意外に大勢いる中高年ブロガー達は、誰も読んでくれなくても一向に気にするところなくせっせと更新を続けている、と載っていたが、私も正にその1人ということになるようだ。
最近仕事で関わっている勉強会の場では、ブログはテクノロジーの進化とともにビジネスを変える画期的なツールとなりつつあるといった論調で話がなされているのだが、当のブログ界では1ケ月ほど続いていた「ブログの終わり」論がほぼ終息した状況となっている。こうしたギャップの間合いを把握しておきたい。俯瞰するエントリとしては、テクノロジーの大衆化プロセスとして捉える視点日本人の趣味志向の反映と視る視点などがあった。終焉論にふさわしく雄弁なブロガーの更新停止の知らせをちょこちょこ見るが、そもそも期間を区切るなりして割り切るからこそ、集中してエネルギーを注げているところもあるかもしれない。ブームの沈静は事実かも知れないが、Finalvent氏のメタ論(その1その2)など読むと、地道に裾野を広げるのではないかと期待を抱きつつ思う。
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by phasegawa | 2005-05-29 19:02 | issue

57'09"

往路28'29"、復路28'40"。2週間ぶりに走る。間隔があくと、体が軽く感じる場合もあるが、今日は逆。おそらく24-25℃という気温のせい。これだけ暑いとだるくなる。もはや秋になるまで好タイムは期待できないかもしれない。せめて腹のあたりにまとわりついてきた、もっちりした脂肪の塊をできるだけムダなく燃焼させて体をスッキリ軽くさせたいところ。
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by phasegawa | 2005-05-28 18:45 | run

祈念冥福

前職の2年先輩の渡邉干城さんの訃報に接する。
土日が通夜と葬儀、馴染み深い江古田の斎場であったらしい。私はと言えば、終日祭り気分だった訳だが、祭に漲る「生」のエネルギーとは反対の「死」の現実が厳粛に親族の方々には知らしめられていたことになる。
白血病。既に何年か前に病名を聞いた記憶があるから、闘病生活も長かったのだろう。もともと病弱という訳でも不摂生をしていた訳でもなかったのに。なぜに自分が、という疑問を本人は幾度噛み締めたことだろう。渡邉さんと言えば、私のイメージは審査部であった。新人の私がひねり出す無謀な発案に、淡々と理性的に対応してくれた、その表情や声色を生々しく思い出すことができる。20代半ばで早々に綺麗な奥さんと社内結婚し、立て続けに2人の子供のパパになって、幸せまっしぐらだなあと傍目に見ていたが、人生わからないものである。
今は何も疑念のない自分の体が、いざ難病を患った際に何を思うのか、なかなか想像をめぐらすのは難しい。ともかく容易に想像できるのは、渡邉さんはもっと生きたかっただろう、ということだ。合掌。
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by phasegawa | 2005-05-23 23:59 | diary

三社祭

b0051385_17124922.jpg金曜の夜からピーヒャラ、ドンドンの囃子の音が延々鳴り響く。隅田川花火の夜に次いで我が家周辺が賑やかになる土日。雷門の辺りには半被姿で呼び込み営業に熱心な人力車商売が増えたが、この日ばかりは彼らの存在が霞む。いたるところに半被に締め込み姿の浅草地元民があふれかえるからだ。地元民にとっては、身体に染み付いた行事、何があろうと神輿をかつがないわけにはいかない。私も数年前に飛び入り参加したことがあるのだが、どうにもリズムにのれず難渋した。ステップがぎこちないので明らかにカッコ悪い。体重移動を周囲と合わせられないので、担ぎ棒と肩の接点が相当痛くなる。で、以来二度と担いでいない。
b0051385_17141548.jpg左上は、妻の実家がある、駒形町内の神輿。左は我が家が所属する寿三東町内の神輿を自宅のベランダから見下ろした図。寿の方が担ぎ手や周りを囲む観客が少ない感じだ。ただ、聞くところでは、我が町内の活きのいい衆が前日に仲見世通りで喧嘩沙汰を起こし、その連中に対してレッドカードが出されためでもあるらしい。その点を割り引くにしても、寿三の人出は他地区に比べるとやや寂しい感じがした。町内会と町内青年会に挨拶に行った際も、是非参加してくださいと丁寧に誘われた。もっとも、引き換えに500ml酒(月桂冠)が出てくるあたりからして、ある程度潤っているのではないか、とは妻の弁。
b0051385_17132236.jpg今年から本社神輿渡御状況がGPSによって左図のようにネットにてリアルタイム開示されるようになった。毎年遅れが生じがちな本社神輿の移動がこれでかなり追尾し易くなった。本社神輿と言えば、最も神聖な儀式は日曜午前6時の宮出し。今朝も妻は午前3時に起きて神社に出掛けて行った。永年の警察に対する陳情の成果によって、昨年からヤクザばかりでなく一般の氏子達にも宮出時に担ぐ順番が回って来るようになったのである。お陰で宮出しで神輿を担ぐ幸運に恵まれた妻は興奮至極状態であった。
b0051385_17133956.jpg左は江戸通りのバンダイ本社付近を北上する一之宮神輿。3年に一度の一之宮となると、否応なく担ぎ手達のムードも盛り上がる。勢い余ってあっちへグラグラ、こっちへグラグラの千鳥足状態になると、けっ、だらしねぇと非難の対象となる。良い神輿というのは、整然とチームワーク良く統率された隊列によって速過ぎず遅すぎず着実に歩を進めるものらしい。早朝の浅草寺境内での宮出しは、こうした一般道を練り歩く神輿とは全く雰囲気が異なり、正にヤクザの年に1度の晴れ舞台という感じで、殺気立った一大気合いイベントであった。そうした慣わしも依然一部で残るようだが、日中の街中ではそこまでの烈しさはない。
b0051385_23261626.jpg私以外の我が家の面々は祭装束を新調した。母子合わせて3万円程の買物。長女はこの後、馬上の人となるも、闊歩する天狗に怯え、家に帰ろうと泣き出す。
大の大人が半分喧嘩みたいなおしくら饅頭状態の中で必死の形相で担ぎ棒を奪い合う様や、威勢のいい掛け声が響き渡るのに接すると観る側にも元気が出る。一方で、昼間から、近隣の家々の前にゴザが敷かれ、汗が噴き出て尻を露出した男や、髪を結い上げ派手な化粧をした女がだらしなく寝そべり、ぐびぐび旨そうにビールを飲んでいる光景もわるくない。この祭りとともに夏到来を実感する。
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by phasegawa | 2005-05-22 21:41 | diary

藤野社長の着眼

Rheos Capital Worksの藤野さんが「ファンドマネージャーになるためには」という書き込みをしていた。不労所得とかマネーゲームとか否定的な言われ方もする職業であるが、求められる資質は当社においてもほとんど変わらない。証券分析の知識の代わりに、商品知識や消費者の目線への理解が求められるくらいだ。

『スリッパの法則』の著書もある同氏の、何気なく見過ごしがちな日常の風景や現象から多くの情報を嗅ぎ取るセンスには、うまいなあといつも敬服する。スリッパ履きは、本の中でも言う通り雪の多い地域の企業であれば普通の習慣だったりするのだが、私にとってはありえない。オフィスではいつ誰に会うかわからないのだから。この点では儲かる会社の条件をクリアできているかも知れないが、先週UFJ総研から届いたメルマガ「伸びる会社の見分け方(2)」でも気になるチェックポイントが指摘されていた。いくつかピックアップするとこんなところ。

・会社の最寄駅の周りにはどんな施設があるか。
・すれ違う社員はこちらの目を見て、こちらが挨拶をする前にあいさつをするだろうか。
・なにかユニークな置物はないか、置いているならどのような意味があるのだろう。
・トイレは清潔か。
・コピー機のわきに、コピー用紙の包み紙が無造作に放置されていないか。
 (↑「これは、かなり重要なポイント。」らしい)
・会議室の時計は狂っていないか。会議室は清潔か。

会社所在地は簡単に変えられるものではないが、それ以外はむずかしくもなんともない。あたりまえのことをあたりまえにやるだけだ。会社の社風は些細な事象に現れる。「神は細部に宿る」というように。
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by phasegawa | 2005-05-17 10:16 | business

51'21"

今日は、快晴だった札幌とは正反対に、スコールのような雨が降ってきたので思いっきり濡れながら走ってみたかったのだが、モタモタしているうちに晴れ上がってしまい、道路もすぐに乾いていた。先週20km走った身体には半分の距離など軽いもの。気温18℃、往路26'43"、復路24'38"。記録更新に20秒足らず。信号運が良ければわからなかった。
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by phasegawa | 2005-05-15 22:35 | run

札幌に行く

紀伊国屋札幌本店が先月リニューアルしたので訪問。シンガポール人が設計した店舗は、従来の年季が入ってギシギシに窮屈だった大通りの店と打って変わって、高い天井に白い壁、明るい照明の2F建で、外観も内装も美しかった。店長オススメ、2Fの眺めのいい喫茶店の「アラビアの真珠」(@525)の一杯にも至福を感じた。

地方の景気が悪いとか東京化が進むとか言われているが、小売・サービス業の競争の現場は非常に激しい。この記事の通り、駅界隈の3店だけで2,400坪、隣接してヨドバシもビックもある。郊外には、正直なところ本屋よりもパチンコ屋に見えてしまう目立つデザインで、実は未だに店名の由来がよくわからない大型店もある。

書店は、価格では競いようがないのでもっぱら品揃えの勝負になり、土地に余裕のある北海道なら当然、大型店舗の出しあい合戦になる。中小規模の書店にとっては厳しい時代なのだろう。ただ、旭屋の店長が「ウチはどうやっても入門書が売れん。どうしてなんやろ。」と不思議がってたように、売場の広さ以外にも本屋の個性はなんとなくある。立地や面積で分が悪い店であっても、店作りに自社の強みを出す知恵の勝負によって資本力に対抗したいものだ。六本木ヒルズからは撤退したヴィレッジヴァンガードだが、いつの間にか地方都市で店を増やしており、どこを覗いても結構客が入っている気がする。書店で経常利益率が1割超あるのも驚異的、と思ったら、来週増資するみたい。店ばかりか長久手のオフィスも凄かった。縁を持てたのはラッキーだった。

消費者の立場からしたら、大きな本屋が競い合っている街は結構住み心地が良いかも知れない。もっとも、旭屋の店長は「これからのいい季節、北海道では本は売れまへん。雪が降り始めて人が家にこもり出してからが勝負です。」と言っていた。なるほど、夏の北海道で家にじっとしていられる人間はやはり少ないということか。

ところで、Tさんから、日本のIT新興企業の系譜には北海道型と九州型があるが、オタクは典型的な九州型ですね、と言われて驚く。そりゃ福岡に4年住んでいたし、歴史をたどれば確かに九州に行き着くのだけれど、「型」という見方は意外だった。孫氏やホリエモンみたいな有名人も輩出しているが、ああいう方々も九州で創業した訳ではない。いろんな場所でいろんな人が生まれ育っているのだろうが、相対的に九州に起業の風土があるとはあまり思えない。なにしろ温暖で歴史があって、暮らしやすくて、困ることが少ないのだから。要するに恵まれている土地なのだ。豊かな土地に住むと、人一倍頑張る理由を見出しにくい。パフォーマンスをアピールするには、熱狂的に盛り上がる「祭」という伝統の場がある。しかし、考えてみれば、初代オーナーも頑張るという気配をあまり感じさせない、粋で胆の太い有徳人だったっけ。

北海道の冬、札幌以外の街に行ったら、あまりの寒さと何もない土地の広さ、対照的に数少ない人影に相当心細い思いをする。うっかり飲んだ後に道端で一眠りしようものなら(ってフツー寝ないか)凍死する。ああいう環境を小さい頃から経験してたらどうしたって鍛えられると思う。実際、私が知る道産子達はタフだし。
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by phasegawa | 2005-05-14 21:18 | diary

トヨタ3期連続最高益

ライバルのGMの業績が悪いからと言って、じゃあ自分は支援するべく米国で値上げするよ、と会長が言うのはどういう業界なんだと思った。過去の貿易摩擦で余程苦い経験をしているということか。多くの株主や同業他社にとっても不可解だったのだろう。今朝の新聞では社長が「支援はしない」と逆の説明に終始していた。
それにしても、売上18兆円、税引後利益1兆円、というのはたいした稼ぎっぷりだ。売上の規模で米国3大メーカーのGM、フォード、ダイムラークライスラーとほぼ肩を並べるものの、純利益はその3社を足してもトヨタにはかなわない。設備投資1兆円の使い道はわからないが、TVCMでは一貫してエコ・カーのブランディングを徹底してきた。モリゾー・キッコロの愛・地球博でもトヨタパビリオンが一番人気だとか。これだけエコのイメージを打ち出されると、なんだかひたすら環境に貢献する企業の印象すらないか。トヨタ車に乗ると、それだけで森林伐採を防ぐための募金活動に応じているみたいな。2004年の国内自動車需要は前年比0.4%増の585万台だったらしい。これは国別ではアメリカに次いで世界第2位の数字。遅かれ早かれ中国あたりの方が上回るようになるのだろう。とりあえずマイカーに縁がない私にとっては、同じ税金でも自動車税やガソリン税は、他の税金より抵抗が少ない。増税しても、他の税が軽減されたり、道路作りに充当する目的税ではなく、空気が涼しくクリーンになるようならむしろその方がありがたいくらいだ。
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by phasegawa | 2005-05-11 23:21 | issue

1:57'39"

つまらない人間かもしれないと我ながら思う。GWという機会を活かすイベントは特になかった。

表参道までショッピングに出掛けても、品定めに時間をかける店はユニクロ。
家族揃って外食でも、という際に提案するはサイゼリヤ。
近所にできたTSUTAYAに待望の入会を果たしたのだが、あれこれ目移りした挙句決断できず仕舞、家に帰って娘と並んで見るビデオは、とっとこハム太郎。

10連休の終盤、なにかスケールの大きなことをしよう!と思い立って実行したのは、結局、普段走っているジョギングコースを2往復する、というまったく意外性のない企画であった。気温21℃。往28'55"、復30'39"、往29'31"、復28'08"。後半は膝が相当にガクガク。今の自分のカラダは、のんびりペースでも2時間がほぼ限界であることは間違いなさそう。
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by phasegawa | 2005-05-08 18:53 | run