長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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60年の記憶

隅田川公園や墨堤界隈では桜祭りが催され、花見客で賑わっていた。家からチャリで10分、川向こうの向島、すみだ郷土文化資料館の「東京空襲・60年-3月10日の記憶-」展に行く。被災者が記憶を頼りに描いた絵画展。生死の境を彷徨う目に映った惨状を伝えたいと思う人がどんな絵を書くのかに興味があった。川面一面を赤く火がなめ、見渡す限り死体が浮かんだ隅田川。黒い土くれみたいだったり、蟻の大群のような焼死体の山。多くが反り返る焦げた焼死体群の中、うずくまって子を抱いたまま焼けた母親。焼夷弾の直撃を受けて火柱の中で飛び跳ねる人。水面に顔が沈んだままの母親の背中で頭巾が燃えて泣く赤子。やっと探し当てた変わり果てた家族の姿に対峙した短い時間。今となっては想像つかない地獄絵だった。絵を描いた人達は既にかなりの高齢に達している。もう20年もすれば、記憶を持つ人はほぼこの世からいなくなる。
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by phasegawa | 2005-04-03 21:03 | diary

55'43"

気温13℃。佃島コースは往路27'27"、復路27'55"。フルを走ってから2週間ぶり。今度は快適に走れるかとも思ったが、逆に完全復調を果たしていないことを知る。体力が落ちたせいか先週は声が出なくなる風邪をひいたし、過食気味になって体重が増えた気もする。先々週も走りながらよく食べた。バナナ、オレンジ、グレープフルーツ、RITZ、クリームパン、ブドウ糖&ビタミンCタブレット、レモンシャーベット等。今日は膝と脛にきしむような痛みが走った。
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by phasegawa | 2005-04-03 20:36 | run

年度末日と年度初日

31日の夜は、久しぶりにA社長とT社長と飲む。決算の数字作りを考えたときに、1年の中でもっとも、もう何をやってもどうにもならない日ということで少しの息抜き。Aさんしては珍しく、あの判断が3ケ月遅かった、馬鹿正直過ぎて短期的な損をした、などと反省の弁をもらす。機に乗じてTさんと共に口撃し合う。我々は会社の規模の拡大に伴って成長できてきたのか。空想が勝って現場を軽視したり、社員の自主性尊重を言い訳に戦略不在や説明不足を重ねてこなかったか。正直かどうかはともかく独特の含羞メンタリティ。意に反してということになるか知れないが、虚勢もごまかしも実際上手ではなかった。冷酒をあおってもあまり酔わず。

1日の朝。劇的な変化は、二人の娘の送り届け先が保育園のもも組とばなな組からりんご組とめろん組になったこと。下の娘の検温・触診やらがなくなったので朝の慌しさにいくらかゆとりが生まれるようになった。進級しての新しい教室、新しい時間割、新しいクラスメイト(ってサルみたいなヨチヨチのジャリ達な訳だが)。社会人になって以来、というよりガキの時分から久しく忘れていた、期待と不安のくすぐったい新学年の感覚を他人事ながら思い出す。

夕方には全体会議。年度末の大枠の数字を確認しようと思っても、何年かのスパンで、PLだけでなくBSの推移も見ないと会社の把握は難しい。着実な進化がわかる数字もあれば、不健全な脂肪の塊のような危機的な数字、あと1年だけの辛抱が必要な悩ましい数字、いろいろある。基本になるところは単純で、売上・返品・原価・在庫。この4つを地道に改善していくしかない。各自なりのプレゼンがあり、全社員からの発言も聞くことができた。だが、もっとリアルにブレイクダウンした目標と行動計画を練る課題は残る。正念場の1年が始まる。
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by phasegawa | 2005-04-01 23:37 | diary