長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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2005年 09月 03日 ( 1 )

58'10"

10:30-11:30、気温32℃。往路28'44"、復路29'26"。9月になったというのに、アヅイ。気温が30℃を超えられると、もうどうしようもなくつらい。1998年に気温30℃を越すタイのバンコクで2:21'47"という当時の日本新記録を出した高橋尚子の化け物ぶりに想いを馳せる。(参考)

化け物のパワーを引き出した、小出監督は言う。
「誰が何を言っても、自分でひとつ失敗するよりも実りあることなんてないんだよ。とにかく、指導の枠をはめない、選手を枠にはめない。こっちは選手が気持ちよく走れることだけを考える。」
「よく水飲み場に馬は連れて行っても水を飲ませることはできない、っていうでしょ。あれは間違い。うまい水をおいしく飲ませてやることを考えれば、馬はどんどん飲むんだよ。自分は選手と水飲み場に行って、おいしく水を飲ませてやる、それを仕事にしているからね。」

乗せ上手にうまく乗せられて化け物と化した彼女だったが、前回アテネ五輪は落選し、今年は遂に10年間指導を受けてきた監督とも決別した。11月の東京国際に出るそうで、マスコミに好奇の目で追われる中、どこまでセルフコントロールができるだろう。2008年の北京五輪にも意欲的らしいが、その時、彼女は今の私と同じ36歳。国民栄誉賞を取ったとはいえ、走るだけが人生でもない。はたして彼女は自分の身体とどんな対話を重ねてゆくのだろう。
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by phasegawa | 2005-09-03 17:47 | run