長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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2005年 01月 30日 ( 1 )

箱根を走る

b0051385_21255721.jpg妻から私および私と3日違いの長女への誕生日プレゼントという名目で箱根に行く。
いつも渋滞しているし、人が多いから箱根は嫌だ、という私の懸命の制止も聞き入れられることはなく、宮の下の「箱根吟遊」という、全館にアロマの匂いが立ちこめ、エステルームまで配備された、王様のブランチで紹介されそうな妻好みの贅沢な旅館であった。1年先まで予約がいっぱいで13組目のキャンセル待ちだったのにたまたま取れたのよ、と自分の希望が叶ってすっかりはしゃぐ妻。一方の私は、妻から「あんた露骨にうんざりした顔してるわね」と言われる始末。もっとも、テラスに温泉の家族風呂が据え付けられた宿など私も初体験ではあった。
折角の箱根ということで私の関心は山登り。ホテルにチェックイン後、登山鉄道でいったん標高108mの湯本まで降り、改札口から走り始めた。走ると言うにはあまりにノロノロとしたペース、また車の走行量が多いのにビクつきながらであったが、登り続けること53分で標高535mの小湧谷。この日はこれでいったんホテルに帰り、それなりに疲れていたので9時過ぎで寝る。翌朝、まだ暗い6時前に起き、小涌谷から走りを再開。前日でもう大分上っていたのかと思ったが、上り坂は結構続く。43分上って国道1号線最標高874m地点、この辺はかなり寒く、歩道は雪と氷で走行可能な場所が限られる。朝早かったので車が少ないのが幸いだった。見渡す限り人気もなく、誰かとすれ違うこともない一人旅。更に下り中心の20分で標高723mの芦ノ湖元箱根に着く。2日がかりの山登りを湯本から通算すると、距離にして約16kmのところを1時間56分かかった。小田原スタートの駅伝の5区の選手は20.9kmを1時間9~16分で走りきってしまうので、私はほぼ倍の時間を要したことになる。芦ノ湖畔まで来て初めて冨士山が見える。雪で真っ白。遠くから見れば神々しいが、山小屋は人が生きていられる環境ではあるまい。元箱根から帰りのバスを待つ30分が身体が冷えてつらかった。静まりかえった杉並木の上の方からゴキッという変わった音が聞こえた。ホテルに戻って温泉にのんびり浸かる。湯船の中では快適だったが、あがってしばらく経つと、ふくらはぎと膝がかなりの筋肉痛で、階段の上り下りが難儀になっていた。やはり上り坂は足の負担が重い。
箱根は相変わらずあまり好きになれないが、テレビでしか見たことがなかった登りの全コースを実際に自分の足で確認できたのは収穫だった。機会があれば、休まず一気に上ること、また、車道ではなく石畳が残る旧街道コースも試してみたい。
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by phasegawa | 2005-01-30 21:37 | run