長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
カレンダー

2004年 12月 25日 ( 1 )

イブの夜

なぜかおじさんと2人、西新宿五丁目の「おいどん」にて飲む。相手はトムソンラーニング社の國井さん。業界は厳しいですが来年も頑張りましょうね、などひとしきり話した後、何とはなしに「ところで、長谷川さんは東京の人ですか?」「いいえ、新潟市です。」「新潟のどこですか?」「だから、新潟ですってば。西堀七。横田めぐみさんが通っていた寄居中学の隣の中学でした。」「二葉中学だね。俺は寄居中学ですよ。」「えっ!?」なんと互いの実家が徒歩10分の距離であった。しかも、國井さんの小学4~6年生時の担任の先生が、私が幼稚園児の時の園長になるようだ。過ごした時期は1回り違うのだが、遊び場はほぼ完全一致。商店街の隣の隣の店の名前がどんどん出てくる。本屋、おもちゃ屋、レコード屋、菓子屋、草履屋、卓球場、蕎麦屋、帽子屋、風呂屋、スポーツ用品店等々。忘却の彼方にあった情景を懐かしく想い起こす。「長谷川さんが通った小学校は昔は芸者の子供が多くて芸者小学校と呼ばれてたみたいですね。行形亭(いきなりてい)や鍋茶屋みたいな古町芸者を呼ぶ一流料亭に私は縁がありませんでしたなあ。」「私もその通りでした。で、自分の結婚式はあこがれの行形亭にしました。」「長谷川さん家の隣のホテルイタリア軒のプリンがうまくてねぇ。東京にあれよりおいしいプリンはない気がしたねぇ。」「イタリア軒は経営難でニューオータニの傘下入り。私の実家ももうありませんよ。」お互いが通った小学校は100年を超える歴史があったが、とっくに廃校になり、今は同じ小学校の学区となっている。商店街もキャバクラ街に変貌してしまった。一体自分の脳のどこにこんな記憶が何十年も埋もれていたのか。断片的だが唐突に甦る五感のリアルな感覚を妙な気分でかみしめ、ひと時のタイムスリップを楽しんだ。
[PR]
by phasegawa | 2004-12-25 07:48 | diary