長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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2004年 11月 15日 ( 1 )

紀宮婚約

妻がしみじみ「良かったわねぇ」と繰り返している。
私なぞは、どんなプロセスを経て事ここに至るのか、祝儀がどれだけ出るのか、彼女が家事とかするのか、どれだけ政治利用されてしまうのか、など下衆な関心しか持てない。
妻は、「これであせりを感じる独身女が増えるはず。」とも言う。「では、来年は結婚が増えて、2~3年後には離婚が増えることになるのかね。」と私。
妻、「だいたい結婚しない女って、大して魅力もないくせに自分のことは棚に上げて男の悪いところばっかりあげつらうのよねー。」
私、「でも、人を見る目があるから結婚しないのであって、妥協してたら不幸になってたかも知れない。」
妻、「どうせ私は人を見る目がないわよ。でも、お陰であんたは私と結婚できたんだからいいじゃない。」
私、「・・・」
妻の一部独身女性に対する指摘は、小林秀雄の「道徳について」の一節に通じるのではないか。曰く、「善良な不平家というのがいちばん嫌いだ。いちばん救われないないような印象を受ける。」

小林はこの文の直前でこうも言う。「自信というものは、いわば雪のように音もなく、幾時の間にか積もったようなものでなければ駄目だ。そういう自信は、昔から言うように、お臍の辺りにできる、頭にはできない。頭はいつも疑っている方がよい。むずかしいことだが、そういうのがいちばん健康で望ましい状態なのである。」なるほど。
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by phasegawa | 2004-11-15 02:21 | issue