長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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モノからコト

今日の日経平均は2000年10月以来で1万5400円台に乗せた。売買代金も過去最高を更新。東証1部の時価総額は、15年ぶりの500兆円台なのだそうだ。おしなべて上がっていて、1ケ月前に落ち込んだ楽天の株価もTBSとの交渉はさっぱり進展しそうもないが9月水準まで戻っている。私は1株も仕込んでないので、何の含みも発生していない。ここらで出動すべきなのだろうか。でもアイディアは特にない。

求人状況やニュースを聞くに景気は回復基調である。今朝はUFJ総研のメールマガジンに藤野さんの文章が載っていた。藤野さんは最近ロタ島で40歳未満お断りのトライアスロン大会に出場したらしい。swim 1.5km、bike 40km、run 10kmと、私にも充分挑戦できそうでそそられる。その藤野さん曰く-

「景気は力強い回復を見せ始めているが、意外なことに今まで好調であったブランド品がそれほど売れていない。特に20代の女性のブランド消費が落ちているそうだ。それは消費が落ちているのではなく、ブランド品を買う代わりに、旅行をしてわくわくする、エステに行ってきれいになる、英語の勉強をして自分に付加価値をつける、クッキングスクールで学びつつ仲間を作る、など消費における「モノからコトへ」の流れが強くなってきているのである。シニア層でも従来から「モノからコトへ」の流れが強くなってきており、消費の在り方が転換期を迎えているように感じている。

トライアスロンに取り組んで完走をしようという社長達は、前向きな人が多く、伸び盛りの会社が多かった。また会社の中身も「モノからコトへ」をとらえて成長している会社が多かったのも、偶然ではないだろう。もちろんこれは製造業を否定しているのではなく企業姿勢の問題で、単にモノを売るという発想ではなく、それが使われるシーンを明確に想像できるかどうかが重要なのだと思える。たとえば車も単なる性能ではなく、それを使ってどう人生をエンジョイするか、また環境に配慮しているか、などを遡及できているかが重要なのである。投資家としても、今後の「モノからコトへ」の流れを意識することは重要であり、それを明確にとらえた企業に投資していきたいと考えている。」

モノの所有よりもコトの経験の価値を見極められる企業が生き残れるという見方のようだ。製品ではなくサービスを売るという発想であったり、消費者の単純な物欲にとどまらない欲望を察知する力が試されるのだろう。
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by phasegawa | 2005-12-02 22:52 | business