50'49"
2005年 11月 20日
10:00-11:00、気温11℃。往路25'11"、復路25'38"。先週がキツかったし、今週はインフルエンザ予防注射を受けたばかりだし、抑えて走ろうと思い、今シーズンでは初めてウィンドブレーカーを羽織って走り出した。だが、予想外のハプニングが2点。1つは、走り始めた際に冷え切っていた脚を急に運動させたせいか、両脛に痛みが発生して困ったこと。2つは、暑くて汗をかいたと思ったら今度は寒くなったりしているうちに便意を催してしまったこと。急遽、復路の途中で中央区スポーツセンターに駆け込んで用を足す。その間の10分弱は時計を止めたが、一度走りをやめるとなかなかスピードは回復しづらくなる。ハプニングがなければ、先週に続き50分を切れたと思う。今の季節、隅田川はハゼ目当てに最も釣り客が増える。今日も人手は多く、ハゼも結構釣れていたようだった。
午後になって東京国際女子マラソン。高橋尚子が2:24'39"で優勝した。2年前は最初から日本新ペースでどんどん飛ばし、折り返しをしたと思ったらスパート、結局37kmの上り坂で失速というあまりにも単純な作戦ミスのようなあっけない負け方だったが、今回はひたすら慎重なレース運びだった。36kmの手前まで平凡なペースで我慢を続けて最後の5kmで一気に2位以下を突き放した。以前に比べて胴体も脚も太く武骨になったよう。肌のツヤも落ちて、なんとなくしなやかさが欠けた気がしたが、パワーで押し切ったというところか。独走体勢になった後も何度も後ろを振り返る姿を初めて見たが、それほどタイムよりも勝ちを意識していたのだろう。昔は、ただ走ることが好きと無邪気に言う通りの無心の走りに見えたが、今日は、自らの身体とライバル達に怯え、恐怖心と戦いながらの走りだったと思う。それでも、大会記録を調べてみたら、1999年の山口衛里の2:22'12"、2000年のチェプチェンバの2:24'02"に次ぐ好タイムだった。アテネ五輪の選考に関わった人達は複雑な想いに囚われたことだろう。野口みづきと一緒に走らせてみたかった。
午後になって東京国際女子マラソン。高橋尚子が2:24'39"で優勝した。2年前は最初から日本新ペースでどんどん飛ばし、折り返しをしたと思ったらスパート、結局37kmの上り坂で失速というあまりにも単純な作戦ミスのようなあっけない負け方だったが、今回はひたすら慎重なレース運びだった。36kmの手前まで平凡なペースで我慢を続けて最後の5kmで一気に2位以下を突き放した。以前に比べて胴体も脚も太く武骨になったよう。肌のツヤも落ちて、なんとなくしなやかさが欠けた気がしたが、パワーで押し切ったというところか。独走体勢になった後も何度も後ろを振り返る姿を初めて見たが、それほどタイムよりも勝ちを意識していたのだろう。昔は、ただ走ることが好きと無邪気に言う通りの無心の走りに見えたが、今日は、自らの身体とライバル達に怯え、恐怖心と戦いながらの走りだったと思う。それでも、大会記録を調べてみたら、1999年の山口衛里の2:22'12"、2000年のチェプチェンバの2:24'02"に次ぐ好タイムだった。アテネ五輪の選考に関わった人達は複雑な想いに囚われたことだろう。野口みづきと一緒に走らせてみたかった。
by phasegawa
| 2005-11-20 22:29
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