長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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わかりやすさ

びっくりした。辛勝かと思っていたら圧勝だった。1986年の同日選以来の大勝利。ほんの1ケ月前には、今解散したら自民党が大変なことになる、みたいに言われていたのに、蓋を開けてみればビックリ。これで参院の否決は衆院でひっくり返せるようになったので、小泉さんにしてみれば、参院は郵政民営化法案を否決してくれてありがとう、って格好で、結果的にやけくそでも自爆でもなんでもなかったことになる。
選挙結果が特にはっきりしていたのは都市部だった。民主党は惨敗で、比例で復活できない候補者が目立っていたが、北海道や新潟あたりでは善戦しているのが微妙である。そういう対立軸になっていくのか。
自民党は「改革の前進か、後退か」のわかりやすいアピールが国民に高く評価された訳で、抵抗勢力は一掃、もう戦う相手も壊す対象も見えにくくなった。劇場型政治は観客の熱が冷めるのも早いだろうから、それなりの緊張は強いられる筈である。折角投票率も上がったのだし、国民の監視も強まらねばならない。
86年の圧勝は、翌年の竹下内閣になってのリクルート事件発覚、89年の消費税導入を経て、同年の参院選挙での土井社会党の躍進、自民大敗、93年の自民野党化、につながった。今回も来年までの小泉さんの任期後の増税や年金、憲法改正が話題になりつつ2007年の参院選挙に向かうのか。ポスト小泉はどんな人が出てくるのだろう。「わかりやすさ」の力を思い知らされた選挙だった。
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by phasegawa | 2005-09-12 06:53 | diary