長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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Mさん慰労会

経理と申告業務について、当社設立以来の顧問として大変にお世話になってきた、会計事務所の女性、Mさんが交代となり、Sさん幹事の伊料理店でささやかな慰労会をさせてもらう。今まであまり話をさせていただく機会はなかったのだが、率直なところ、長く一緒に机を並べてきた方がこれほど濃い人生を送ってこられたという事実に最後に唖然とさせられた。だって、経理職人の人といったら、普通、両親やご主人も経理屋だったりとか、学生時代はダブルスクールだったりとか、そういう堅い人をイメージするではないか。Mさんの口から語られた回顧談に登場したワードを拾ってみると、「ヒッピー、コミューン、運転手、峠の茶屋、お見合い会、COBOL言語、中国人。。」これだけでは何のことやらわからないかも知れないが、なにしろ仕事の話、男女の話、家庭の話が、とてもここには書けるものではないほどにスケールが大きく自由奔放なのである。つくづく人はわからないものだと思い知らされる。「奔放」と言っても、渡辺淳一の愛ルケには首を傾げるらしい。これは私とおんなじ。「自由」と言っても、6月はほぼ休日なし、睡眠は5時間弱、毎朝5時に起きて犬の散歩をさせてから7時に出社し、仕事の前に税理士の勉強を続けているという。こんな真似は私には絶対にできない。ただ脱帽。趣味の映画について、自分より詳しい人に出会ったのは当社のNさんだけ、とのこと。Mさんの一押しは「ブルースブラザーズ」だそうで、私は観てないのでそのうち観よう。私も聞かれて「我が道を往く」と答える。歌の多い陽気な米映画ということなら共通か。会計の仕事とは、所詮ひたすら計算を重ねて数字を出すこととも言えるのだろうけれど、その数字は生々しい人の営みの結果でもある。だが、その原因と結果は別物のように扱われることも多い。数字の操作だけで見栄えをよくするトリックも最近の流行だし。が、Mさんは両方の世界を深く経験している。難解な数字を操るプロフェッショナルでありながら、一方で、映画や音楽や美術をこよなく愛し、波乱万丈な人生をマイペースに歩む生き方というのはなんだかとてもカッコいいなあと思ってしまった。そんなMさんに、当社の事業内容を魅力的と言ってもらえたのはお世辞でも嬉しかった。文句なしに美しい決算書を仕上げることで恩返しをしなくては。
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by phasegawa | 2005-07-05 23:24 | diary