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長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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区長に陳情してみる

仕事で私を知る人には想像もできないかも知れないが、毎朝出勤前にガキ2人をチャリの前と後に乗っけて区立の乳幼児保育園に送っている。朝から夕方まで丁寧に面倒を見てくれてとても助かっている。2人とも生後4-6ケ月の頃から預けられてすっかり園に馴染んでおり、家ではなかなか食べない食事も園では残さず食べるらしいし、登園拒否になるような気配はまったく感じられない。定員はいっぱいいっぱいのようなので、入園できたのは実にラッキーだった。
ところが、長女のいるクラスは最年長クラスであり、来年の3月には卒園となる。小学校入学まではまだ2年もあるので別の保育園を探さなければならない。見つけられたところで、別々の保育園に送り届けるのでは手間が倍になる。参ったなあ、と思っていると、同様な悩みを抱えた園児の親はそれなりにいるらしいことに気づき、こうなってくれたらいいのに、というアイディアも存在することを発見する。そこで、区長に対して署名とともに嘆願書を提出してみようということになった。少子化対策が叫ばれている昨今でもあるのだから、もしかしたら素人の浅はかさでも何かが変わるのではないかと。
で、同様の願いを持つ人達でひとまず保育園父母有志の会という組織を作り、手分けして陳情書の準備と署名運動を始めた。活動を始めてみてからわかったのは、各家庭がそれぞれに少しづつ異なった考えを持っており、総論賛成各論反対になりがちであること。また、行政に訴えたところで手続きや審議にはそれなりの時間がかかり、仮にこちらの希望通りのことが実現したとしても、その頃には自分の子供達はもう保育園に通う年齢ではなくなってしまっている可能性が高いこと。誰のために賛同者を募るのか、を考え出すと個々人の単純な損得勘定ばかりではなくなってくる。
それでも、意識の高い人達に支えられ、署名は1ケ月強で254人も集まり、区には先週提出した。行政に対する陳情に関わるのは私の初体験となったが、やればできるものだと実感する。事態はこれからどうなるのだろう?陳情内容はこちら
by phasegawa | 2005-06-06 06:39 | diary