長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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カーブの記憶

死んでたかも知れない、という思い出が18の時にある。
当時、移動の足はもっぱらホンダのXL250Sというオフロードバイクだった。日中、明治通りを新宿陸橋下で信号待ちした後、信号が青に変わり千駄ヶ谷方面に向けて何も考えずにダッシュしたところ、加速し過ぎたために道なりの左カーブを曲がりきれずに対向車線に飛び出し、そのまま向こうの今の高島屋側の歩道まで乗り上げてしまったのである。対向車がいたらおしまいだった。バイクでは、他にもヒヤッとした経験は数知れず、実際大怪我したこともある。渋滞することがなく、肌で風を感じる爽快感はたまらないのだが、あの乗り物はどうにも危険と隣合わせである。ライダー達はそれを承知し、多くはそのスリルに快感さえ覚えている。

しかしながら、そんな命知らずな振る舞いに縁が無く、絶対に危ない所に近付こうとせず、酒も煙草もやらない人であっても、天災や事故に遭遇してしまう。ごく普通の日常生活を送っていた人達が、普段通りに朝起きて、家を出て、何気なく電車に乗っただけなのに、あっと思う間もなく重い金属に押し潰されて死んでしまった。まさかそんなふうにして自分の一生が終わろうとは寸前まで何の予感もなかっただろうに。

私のお迎えはいつになるだろうか。明日の朝かも知れない。やり残したことは・・・。

(追記:高田氏による6年前の新聞記事を紹介する書き込みを見つけて驚く。)
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by phasegawa | 2005-04-26 21:34 | diary