長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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ホリエモン報道

ある人が他人のことを「あの人は○○○なんだよね。」とネガティブに言うとき、言っている当の本人が正に○○○そのものとしか思えないケースをしばしば見る。○○○に当てはまりがちな形容としては、「自分勝手」、「冷たい」、「頑固」、「意地悪」、「馬鹿」、「ブサイク」、「デブ」あたりがある。目糞、鼻糞を笑う、ともいうやつだ。

理由として考えられるのは、こんなところではないか。
1. 自分がコンプレックスを感じていることを鏡で見せ付けられたようでイラ立つ。
2. 敵愾心や嫉妬心ゆえに、少しでも自分がマシであると強がりたい。
3. 自分にもそういう一面があることを自覚できておらず、面の皮が厚い。

ホリエモン報道においても似たものを感じる時がある。報道する側のスポットのあて方が歪んでいることもあるのだろうが、あんたがそこまで言うかい、的な発言を目にする。政治家に「ああいうやり方は本来日本にはなじまない。金の力で競争して(経営権を)取っていくやり方でいいのか」とか、財界の親玉に「資本主義の悪い面が出てきた」などと言われると力が抜ける。連日フジの会長宅に取材陣が押し寄せて、「彼のやり方はどうかと思いますねぇ」な話を聞きだそうとしているが、ニッポン放送の社長もどこかのTVでにこやかに答えていた。「彼は元気があっていいんじゃないですか」 どっちでもいいから煮るなり焼くなり好きにして、と言わんばかりのこの清々しさはどうだ。

ところで、日曜のTV「波乱万丈」で堀江氏の生い立ちが紹介され、堀江少年に接する彼の両親がひどく醒めた二人として語られていた。一人息子なのに、こづかいもお年玉ももらえず、テストで満点を取っても、半年間の勉強で東大に受かっても一言も褒めてもらえない堀江少年は、親の愛に飢えた淋しそうな姿で描かれていた。そんな体験が今日の彼をして媚びないキャラクターを形成させたのか。それとも、子供の頃からそういう自立を強いられた環境で生きてきたことが彼の矜持でもあるのか。ともあれ、週刊ポストでは、「破産したらウチに帰って来ればいい。家と土地は俺が守っとる。」という親父さんの温かいコメントが載っていた。
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by phasegawa | 2005-02-23 07:21 | issue