長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
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『ダ・ヴィンチ・コード』

発売から9ケ月、3,800円の投資に躊躇してきたが、マーケットプレイス価格もあまり下がらず、文庫版を待てずに今更ながらの購入。なんとなく先入観として『薔薇の名前』のような重厚感を予想していたのだが、全くの見当違いでシドニーシェルダンのウンチク満載版という感じか。しかし、上巻はよかったが、下巻が残念。序盤の息をつかせぬ華々しさが、後半収拾つかなくなってきて、明らかにされる黒幕の人物設定など、えっなんだよ、とがっかりさせられるものだった。有名な絵画や建造物が次々に登場してアクションシーンも多く、映画化もよくわかるのだが、内容の派手さがかえって人物の描き方の浅さを印象づけている気がした。沢山あるレビューを見ると、私と同様なケチをつける人もいるし、絶賛する人もいるようだ。世界1,000万部、日本100万部のエンターテイメント大作であることを一応納得。こういう本でミリオン売れるのだったら、○○○を出したらその1割程度でも売れるだろうか・・・。早くも便乗商法の皮算用。
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by phasegawa | 2005-02-20 06:52 | review