長谷川新多郎の備忘録。最近は写真中心。


by phasegawa
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

新オフィス

初台から西新宿に引っ越して2ケ月あまりが過ぎた。
31階建、高さ123m、都庁第一本庁舎の半分の高さだが、私の社会人生活の中では最も高層ビルとなり、オフィスフロアが11階というのも最標高となった。

自席近くの窓から新宿の西エリアを広く見下ろせるというのも悪くない。まだ眼を凝らしたことはなかったが、空気が澄めば富士山も見えるのではないか。

惜しむらくは、300坪のオフィスのどこへ行っても窓を開けることができないことである。暖房が利きすぎたりして室内の空気がもわーんとしてくると、酸欠になった気分で無性に外の風が恋しくなる。

そもそも私は閉所恐怖症だ。閉所恐怖症だけれども、怖いもの見たさの欲も強いので、人気が少なくて照明も乏しい山奥の鍾乳洞などは大好きだ。怖いのもいいのだが、洞窟の外の世界に戻って、明るい太陽の下、身体を伸ばしたときのホッとする解放感がまたたまらない。

そのうちに慣れるのかもしれないが、今のところは、決して外気に触れることができずに毎日毎日開けられない窓越しに外の景色を眺め続けているのはストレスフルである。

2002年9月11日、ニューヨークの貿易センタービルの高層階から何人もの人達が蟻のごとくあっけなく窓の外へ身を投げていた。絶望の果ての行為を指して不謹慎であるが、テレビのニュースで見たあのシーンに、私はひそかな誘惑を感じている。もし、今のビルにジャンボジェット機が突入してきたら、天井が落ちてくる前に私も11階の窓を蹴破って外に飛び出してるんじゃないか、そんな妄想がはたらく。
[PR]
by phasegawa | 2004-11-22 15:29 | diary